【税金知識】オンラインカジノは確定申告が必要?
オンラインカジノは、インターネットを使って気軽に楽しめるギャンブルサイトのことです。
日本人でもクレジットカードや銀行送金を使って気軽に送金し、リアルマネーを使って楽しめるためプレイしている人も多いでしょう。
出金額が一定金額以上いった場合は、確定申告が必要になります。
「どうせバレないだろう」「どのように計算すればいいの?」と思う人のために今回はオンラインカジノと確定申告について解説します。
①オンラインカジノの確定申告はしなくてもバレないか
②確定申告する必要がある金額
③確定申告の期間
目次
オンラインカジノは確定申告が必要な場合がある
オンラインカジノはあくまでインターネット上で遊ぶギャンブルサイトのため、確定申告しなくても問題ないだろうと思うプレイヤーが多いでしょう。
勝利金が一定額に到達していない場合は、確定申告が不必要な場合がありますが、基本的には勝利金を受け取っている時点で確定申告が必要になります。
ランドカジノで勝った時も、その国で税金を支払うか、日本に持ち帰って確定申告をするかを選択するので同じです。
確定申告をしなくてもバレない?
インターネット上で全ての手続きが完了するオンラインカジノは、そもそも確定申告をしなくてもバレないのではないかと思う人がたくさんいます。
オンラインカジノの場合は、オンライン決済サービスを中継しても最終的に銀行などに振り込まれるので履歴が残ります。
また、1回に一定金額以上の入金があった場合、銀行は報告する義務があるなどさまざまな理由で入金があったことが伝わる可能性があります。
確定申告をしなかったことがバレた場合、ペナルティが課されるので注意してください。
オンラインカジノの勝利金は一時所得として申請する
オンラインカジノで出金を行い、確定申告をする場合は一時所得として申請します。
一時所得とは、給料などとは違う臨時収入のようなものを受け取った時に使うもので、以下の計算式に当てはめて20万円以下になる場合は申請の必要がありません。
- 一時所得 = 収入金額 ー 支出金額 ー 特別控除額 (最高50万円)
年間の利益が特別控除内におさまる場合には、確定申告をする必要がありません。
日本のギャンブルと違って、履歴が残りやすいのできちんと確定申告しましょう。
一時所得の計算方法
では、一時所得はどのように計算すればいいのか、以下の表を使ってチェックしていきましょう。
プレイした日 | 支出金額 (入金した金額) | 収入金額 (出金した金額) |
4/1 | 10,000 | 50,000 |
4/5 | 50,000 | -50,000 |
4/10 | 10,000 | 200,000 |
4/20 | 300,000 | -300,000 |
4/30 | 200,000 | 1,000,000 |
一時所得を計算するとしたら、それぞれの合計を出して引き算したくなると思いますが、一時所得の計算において、損失額は支出として計算できないというルールがあります。
つまり、勝った時(出金した時)に入金した金額しか経費として引くことができません。
今回の場合は、4/1、4/10、4/30が計算の必要になる日です。
1,250,000ー220,000ですので、1,030,000が一時所得の金額となりますので、勤務しているかどうかにもよりますが、基本的には確定申告の必要がある金額になります。
確定申告を行う期間
確定申告は、2/15〜3/15までの間に行います。
前年度の1月〜12月までの入金額や出金額から計算を行い、正しいものを提出するようにしましょう。
まとめ
オンラインカジノは、誰でも気軽に遊べるギャンブルサイトです。
ただ、公営ギャンブルと違い記録に残りやすいので、バレないだろうと思って確定申告しないのはおすすめできません。
また、確定申告しやすいように日頃から資金管理をしっかりとおこなっておくのもよいでしょう。
金額によっては確定申告しなくてもいいので、計算しながらゲームを楽しんでみてください。
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